あなたは普段声を出すとき
「よし声を出そう!」と頭で考え声を出していますか?
声を出すという作業は、
脳からの指令を受けて声帯や声帯周辺の筋肉・機能
声を出すことに必要な作業が正常に働き行われます。
たくさん人がいる中で自分も会話に加わりたい。
話したいと思う時には考えるかもしれませんが
それはあくまで、話出すタイミングを考えているだけで
発声をすることを考えている訳ではありません。
また
産まれたての赤ちゃんが声を数種類使い分け
お母さんやお父さんに泣くことで欲求を訴える事ができること。
脳が未発達である赤ちゃんがこれを意識的に行うのは無理なことですね。
ですから
私たちは日常的に
自分の声を無意識にコントロールし使い分けています。
話し声、笑い声、泣き声、怒声、そして歌声。
また
声は心(感情)と結びついています。
ですから
悲しい時には明るい声が出るわけはなく、
嬉しい時に怒鳴り声が出るわけがありません。
そして
感情(心)は行動と結びついています。
これを踏まえた上で
私たちの声の中で
意識をして
むしろ意識的にコントロールしたほうが良い声
それは歌声です。
なぜなら
話し声と歌声は違うからです。
正しく訓練せずに話し声のまま歌っていたら
いつか喉が痛くなり
声帯結節(のどのタコ)やポリープができ歌えなくなります。
ですが
喉に負担なく歌うことのできる自分の本当の歌声を見つける事ができます。
歌を歌ってきた経験のある方でも知らない方が多いのがこの基礎。
・脱力方法
・正しい姿勢やあなたにとってベストな顎(顔)の位置で歌うこと
・正しい母音発声のポジションや発音
・口の開け方や舌の使い方
・腹式呼吸やお腹の使い方
・息の使い方/ブレスコントロール
・音程を正しくとる方法や歌う方向
・必要な力の使い方
を基礎とし、
それを習得していただくことを前提に、
・歌い癖や発声の癖を取り除く
・正しい発声(クラシックベースの発声)
・種類別発声と使い方
・ジャンルに合わせた歌声作り
・音階/ピッチ訓練
・リズム(曲やジャンル別で対応)
・メロディーを正しく取り正しく歌う(Vocal Agelity)
・抑揚のつけ方(アーティキュレーション/Vocal Mosulation)
・エネルギーの使い方や感情の乗せ方
など細かい部分、繊細な部分にフォーカスし
良い習慣(出来ていること)はおさらいしさらに伸ばし
悪い習慣(癖)は取り除き、土台をまっさらにする。
その上で
やっと声を出す事ができる=発声練習に取りかかれる
という流れで私はレッスンを行います。
文字で見ると難しく感じてしまいますが
小学校低学年のお子さんもしっかりと学んでいます。
そして皆さん「本当の自分の歌声」と出会って
苦しくなく、伸びやかに、そして自由に歌っています。
あなたも私と一緒に自分の本当の歌声を探す旅に出てみませんか?
ダナ
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